国産車EV、PHVの充電電流が16Aが多いけどその16ってなんの根拠?
18とか20のほうが効率よくない?
こんな疑問もったことないですか?
第1種電気工事士がお答えします。
分電盤からEV充電専用の電源配線を行うとき最大16A前後の電流が長時間流れることが想定されます(一般的な例)。
電源やブレーカーは負荷容量の定格電流が80%になるよう選定します。これらを満たさない場合は、長時間、高負荷になる電線やブレーカーが常時一定の加熱にさらされるため、寿命が短くなり、絶縁不良・故障・不要動作の原因になり、注意が必要です。
従って20A分岐回路の場合16A充電のとなるのです。 20x0.8=16
外国車の充電で24A、32A、40A充電がありますが、それはブレーカーの容量から逆算した数字なんですね。
豆知識でした。